アメリカを拠点とするライフスタイルブランド『100 Thieves』が、Counter-Strike競技シーンに復帰することを発表しました。
発表動画
A new era. #100T pic.twitter.com/REDBnBd3o3
— 100 Thieves Roobet Counter-Strike (@100T_CS) November 10, 2025
『100 Thieves』は、新型コロナウイルスの影響により、2020年にCounter-Strike撤退を発表しました。
発表動画では、チームオーナーMatthew “Nadeshot” Haag氏による当時の説明動画が引用されており「いつの日かCounter-Strikeに復帰したいと思っている」という過去の映像で締めくくられています。
そして、その言葉が現実となり、「100 Thieves Roobet」として『Counter-Strike 2』競技シーンに参入することが発表されました。
スポンサーの「Roobet」は、カジノ・スポーツベッティングを展開しています。
この要素がマイナスとならないよう、選手発表やチームの目標達成といった節目ごとに寄付を行なうこと、ギャンブルの要素をチームのオウンドメディアで発信しないことが明言されています。
公式発表
ゲーミングライフスタイルブランド「100 Thieves」は、待望の『Counter-Strike 2』競技シーンへ正式復帰することを発表します。
この重大な復帰は、Roobetとの複数年パートナーシップによって実現しました。Roobetは100 Thieves Counter-Strikeチームの冠スポンサー、ネーミングライツスポンサーを務めます。チーム名は「100 Thieves Roobet」となります。
Roobetとのパートナーシップは、100 Thievesの歴史において最大かつ最も重要な契約の1つです。
この契約により、100 Thievesは最もeスポーツを象徴するタイトルの1つであるCounter-Strikeに再参入することが可能となりました。
100 Thievesにとって、Roobetとの契約はアメリカ以外からの初となる投資です。100 Thievesが世界的な舞台での存在感を確立するため重要な一歩となります。
契約には、セルビアにトレーニング施設を設立しクリエイターが配信を行なったり、コンテンツ制作を行なう拠点として運営することが含まれています。これにより、100 Thievesは世界的なCounter-Strikeコミュニティの中心的な存在となることを目指します。
100 ThievesとRoobetは、今回のCounter-Strike復帰を社会貢献活動として展開していきます。
所属選手を発表するたびに、各選手が選んだ慈善団体に寄付を実施します。
そしてこれはまだ始まりに過ぎません。
チームが一年を通して目標を達成する度に、さらなる寄付を実施していきます。
すべての瞬間を、ゲームを超えた価値あるものとすることを目指します。
新チームのロスターやスケジュールは、今後数ヶ月以内に発表予定です。
100 ThievesとRoobetのパートナーシップは、競技に関するコンテンツとファンのみなさんとの交流を重視して展開していきます。
100 ThievesのオウンドメディアやSNSでは、ギャンブル配信や賭け事に関するコンテンツの展開は一切行ないません。
今後の最新情報は、「100 Thieves Roobet Counter-Strike」のソーシャルメディアチャンネルで確認することができます。
Jacob Toft-Andersen氏のコメント (100 Thieves, President)
Counter-Strikeは、常にeスポーツの礎(いしずえ)となる存在で、世界中に新たな活力をもたらしています。
Counter-Strikeコミュニティの中心地であるヨーロッパに拠点を構築し、正しい形で活動を行なっていくことを約束します。
パートナーであるRoobetと共に、ファンのみなさんが誇れるチームを作り上げていきます。
Allen Temiz氏のコメント (Roobet, Director of Partnerships)
Counter-Strikeは、Roobetにとって常に特別な存在です。
Roobetの創業チームは、Counter-Strikeのオンラインプレーを通じて出会いました。
100 Thievesとのパートナーシップは、創業の原点に戻ったような気持ちです。
100 Thieves Roobetの設立は、単なるビジネスではありません。Roobetという企業が持つDNAのルーツとなる、情熱あふれるプロジェクトです。
eスポーツ界で最も象徴的なブランドの1つである100 ThievesをCounter-Strikeの舞台に送り出し、世界的に競い合い、忘れることができない思い出を作っていくことを誇りに思います。








