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vesslanのAK、M4ガイド

Gamers.nuでゴールド会員のみに提供されていた
vesslanの『AK47 & COLT STRATEGY GUIDE』が
フリーになっていたのに気づいたので訳しつつ
話のつじつまが合うように書き換えたり補足してみたりした。

まず解説を読む前にデモをみてほしい。
スプレーというものがどういうものなのか
実際に見ることによって理解しやすくなるからだ。
Gamers.nuのレジストを行えばデモをダウンロードすることができる。
無料なので安心してほしい。

AK47 & COLT STRATEGY GUIDE

たくさんの人たちにAKやM4といったアサルトライフルの
有効な扱い方を解説してくれとリクエストされた。
これらの武器を扱う上でのキーワードがある。
それが「リコイル(反動)コントロール」だ!
これはアサルトライフルを使用する上で最も重要な要素だ。

私はデモを記録した。このデモが教育目的だけのためにあることに注意してほしい。
デモを見ることによってリコイルコントロールや
バーストコントロールをいつ使えばいいかという情報を知ることが出来るだろう。
それでは私がリコイルを有効にコントロールするための方法をいくつか示すことにしよう。

シングルショット、バーストショット、2~5ショット、スプレー

・シングルショット

単発でショットする撃ち方。本当に一発しか撃たないものと、
一発を連打する二種類の打ち方がある。

・バーストショット、2~5ショット

私個人としては同じものだと思っているが、
実際は違うのかもしれない。
文字からも推測できるように、数発ごとに区切ったショットを行う。

・スプレー

スプレーを吹き付けるような動きからこの名前がついたと推測できる。
vesslanのデモをみればどのようなものなのかは一目瞭然だ。
ショットを区切らずフルバーストしながらリコイルコントロールをして
画面の複数ポイントを撃つショットである。

シングルショットは私がある状況においてのみ使うテクニックで、
もしあなたがライフルの扱いがうまくなければ、かなり複雑なものとなるだろう。
良いプレーヤーがAKで2~5ショットの良いバーストをする時があるが、
照準やリコイルのコントロールを失い始めるだろう。
良いプレーヤーは敵を効果的に倒すためにシングルバーストすることができた
デモをみることによってこのコンセプトについてより理解を深めるためにができる。

AKを使用する場合、私は敵と自分の距離によってショットする量を使い分ける。
敵が中距離にいる場合は3~5ショットを2回撃つ(敵が動いていたりもっと遠くにいる場合)。

あなたはヘルスが少ない敵に対してはシングルショットによって
バーストを終了することも出来るだろう。
あなたがしゃがんでいると、このテクニックが
より使われやすくなることに注意をしておくべきだ。
あなたが立てば実行することは可能だろうが、弾道はランダムになってしまう。
横移動中にこれをする場合、ショットする時に一瞬止まることを忘れないで欲しい。
あなたがこれらをわかっていれば、
多くの弾を当てるようになることはとてもシンプルなことだ。

例えば、ノーマル設定でinvert mouseになっているならば、
マウスを自分の方に引くことによって照準が跳ね上がらず真っ直ぐ飛ぶ『0モード』となる。
マウスを引かなければ、照準は跳ね上がることになる。
これがリコイルコントロールと呼ばれるものだ。

Frames Per Second

みなさんはライフルを使うためにはFPSが高いことが
重要だと考えるだろうけど、私はそうではない。
私のPCはペンティアム4 1.4GhzとnVidiaのTi4600で構成されている。
私が重い戦い中にはFPSが50以上に固定されるのを望んでいるのだが、
不運にもその構成では適正なフレームを供給できないのだ。
100FPSでできるだけ早く縮む照準を持っていることよりも、早く撃つことが全てだ。

私は多くのトーナメントで競っているのだが、
FPSの低いマシンで練習することは多少のアドバンテージとなる。
照準が広がっている状態でも弾丸が真っ直ぐ飛ぶので、
私は戦いにおいて速く打つことを強いられる。
したがって、私が高いFPSでプレーする場合、aimingはより正確になる。
だいたいのプレーヤーは家とトーナメントの環境が同じになることを望むだろう。
だから彼らはハイスペックなPCを購入する。
まあ、これは私の個人的な意見に過ぎないが。

スプレーをするならば、あなたは高いFPSを求めることになるだろう。
なぜならば、より高いFPSを得ることによってスプレーを
うまくコントロールできるようになるからだ。
激しいスプレーをする場合には、まだいくつか学ぶことがある。

M4スプレー

ほとんどの人が知っているように、M4はスプレーするのにとても最適だ。
私が撮ったデモではde_nukeのキャットウォークで、
M4を使ってしゃがんでスプレーをする例を示している。
私は射撃ボタンを離さずに複数の敵にたいしてスプレーを実行する。
注意深くみれば、照準の上の部分に弾丸が確実に撃ちこまれているのを理解することが出来る。

スプレーしている間に有効な別の策略は、
照準を見ることをやめてどのように弾丸が飛ぶかというパターンを追うことだ。
私が黄色の照準を使う時は緑色を使っている時ほど照準をみないだろう

他の質問はサイレンサーをつけるたほうが良いか、良くないか?
ということだがこれは個人の好みだ。
私はスプレーするときはサイレンサーをつけない。
ダメージをたくさん与えている気がする音が好きだからだ。
隠れて敵を倒そうとしている時はサイレンサーを使用する。
壁抜きをするときにサイレンサーを使用することはすばらしい。
なぜならば敵はどこから弾丸が撃たれているか聞き耳をたてているからだ。
de_nukeのデモでは私が良いサイレンサーポジションを示している。

AKスプレー

AKでスプレーするのはとても難しい。
しかし試みるべき小さな策略がある。
AKの反動は右上に向かう傾向があるので、
そこから対角線上の左下にマウスをに引い射撃してみてほしい。
そしてAKでスプレーする場合は絶対に座るべきだ。
これでリコイルをコントロールすることはより容易になるだろう。

CPL日本予選ではD2のKeNNy選手が、
試合前のウォーミングアップとして
AKのリコイルコントロールの確認をしていた。
彼の席の後ろからみていたのだが、
まとまったエリアにかなり弾を寄せていた。

FZN.SのKRV選手も見事にリコイルをコントロールしている。
一流プレーヤーのデモなどを参考に練習をして
リコイルコントロールを意識してプレーすれば、
敵を倒す確率を上げることが出来るだろう。

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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