Counter-Strike

『Half-Life 1 Engine』がアップデートされ、 Counter-Strike1.6 の古いデモファイルを見ることが出来なくなってしまいましたが、対策方法がいくつか見つかっています。

『playdemo』コマンドを使う

GotFrag の記事 を読んでいたところ、『viewdemo xxxx.dem』は動作しないが『playdemo xxx.dem』ならば見ることが出来ると書かれていました。

試してみたところ、確かに playdemo コマンドだと無事に古いバージョン(Protocol Version 47)のデモ再生することが出来ました。

] viewdemo sk.dem
Playing demo from sk.dem.
WARNING! sk.dem has an outdated demo format.
>Protocol Version 47, Spawn count 4 (HLTV)

WARNING! Server returned protocol version 47, not 48
Demo file completely loaded.
Demo file completely loaded.
Disconnected.
Demo playback stopped. ←失敗
Automatic connection retry…
] playdemo sk.dem
Playing demo from sk.dem.
WARNING! demo protocol outdated.
Demo file protocols 47:5, Engine protocol is at 48:5
Protocol Version 47, Spawn ←成功

Warning が出ていますが、一応デモを見ることが出来ました。

『coL 1.6 Demo Player』を使う

coL 1.6 Demo Player
こちらは KouTAn さんが当サイト内のダイアリーに 書かれていた のですが、過去に Yukari.T さんが 紹介していた 『coL 1.6 Demo Player』を使うことでデモファイルを再生することが出来ます。

ダウンロードには、CGS サイトのアカウントが必要になります。
ミラーしてしまおうかと思いましたがさすがにダメそうなのでやめておきます。

動作には『.Net Framework』が必要となりますが、ツールに同梱されているのでマイクロソフトのサイトまで落としにいく必要はありません。

このツールからだと Playback Type の項目で『viewdemo』を選んで再生すると、『viewdemo』としてデモを見ることが出来ました。
コマンドからだとだめで、このツールからだと OK な理由が良くわかりませんが、しばらくはこのツールのお世話になるのが良さそうです。

※残念ながら、完全対応というわけにはいかず再生できないファイルもあるそうです

『CS Demo Converter』を使う

10/24 13:40追記

CS Demo Converter
glaf さんに教えていただいた方法です。
CS Demo Converter』というツールが公開されました。
これを使うことで、デモファイルを新しいバージョン用に変換することができます。
ツールを使うには『.NET Framework Version 2.0』が必要となります(1.1も?)。

ツールを起動して、画面右上にある『Convert』を押してデモファイルを選択すると変換が行われます。

以下のファイルで実験してみましたが、残念ながらこちらのツールでも見れないファイルがありました。見れないよりはかなりマシというところでしょうか。

POV

HLTV