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『DreamHack』がCS:GO大会のチート・八百長等に関するルールを改定、一部の永久出場停止処分が解除へ

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『DreamHack』が、CS:GO大会のチート・八百長等に関するルールを改定しました。

『DreamHack』がCS:GO大会のチート・八百長等に関するルールを改定

2017年7月、『DreamHack』と同じ「Modern Times Group(MTG)」傘下の『ESL』が、「Esports Integrity Coalition (ESIC)」と連携してチート・八百長等に関するルールを改定を行ないました。

今回、『DreamHack』も主催大会においてこれとほぼ同じ決定を下しルールを改定すると共に、2015年2月15日以前に発令された永久出場停止処分を解除しました。

これに伴い、出場停止が解除された選手は、『DreamHack ASTRO Open』や『DreamHack Masters』といった大規模大会への出場が可能となります。

ただし、Valveがスポンサードする公式のメジャー大会には今回のルールは適用されず、出場することは出来ません。。

今後の不正行為に対する処分内容

チート行為(不正ツール使用等)
トーナメント失格、試合結果無効、賞金没収、不正行為の内容に応じて2年間もしくは永久出場停止となる。アマチュアレベルを超える大会(大きな賞金、プロ大会への出場権などがかかっているもの)については通常5年の出場禁止処分とし、悪質な場合は永久出場停止とする。

八百長・賭博詐欺
試合結果無効、ESIC Anti-Corruption Codeによる軽減措置がない場合は5年の出場禁止処分。より悪質な場合は、出場禁止処分期間を延長、賞金没収、罰金等の処分を課す。

ドーピング行為
試合結果無効、1~2年の出場禁止処分、賞金没収。トーナメント中にドーピングが発覚した場合は失格。

試合操作・わいろの供与
試合結果無効、1~2年の出場禁止処分、トーナメント中に発覚した場合は失格。

Michael Van Driel氏のコメント (DreamHack, Chief Product Officer)

私たちはESICの一員であることを誇りに思います。
eスポーツがあらゆる面で発展し続ける中、規制機関の必要性が明らかとなってきました。数ヶ月前に公開されたESICによる勧告を組織内部で検討して導入するまでに時間がかかってしまいましたが、問題に対すしてESICと協議し、そのノウハウに頼れることをうれしく思います。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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