2018年2月9日(金)より開幕となる『League of Legends』日本プロリーグ『LJL 2018 Spring Split』に出場する PENTAGRAM に重大なペナルティが課せられました。
プロチーム『PENTAGRAM』に厳重処罰
Riot Gamesが公式サイトを通じて発表したルール違反の内容とその対応を簡単にまとめると以下のようなものです
ペナルティの主な理由
PENTAGRAMのスタッフが、他チームに移籍した
Dara選手、
Tussle選手の在留カードを取り上げる、チームの所有物であると主張し返却を行なわないなどの妨害行為を行なった
- 結果として、
Dara、
Tussle選手はこれにより在留カードの携帯義務違反となった
- 移籍先チームが在留カード更新手続きの際に必要となる必要な情報提供等の協力を拒否した
ペナルティの内容
- PENTAGRAM(y’s agency株式会社):LJL 2018 春スプリットWeek 1から5での各マッチにおいて各1ゲーム没収
- 中村洋樹氏(y’s agency株式会社取締役):LJLおよびLJL CSへの出場停止(リーグ開催期間3ヶ月間)
- 藤田拓也氏(y’s agency株式会社従業員):LJLおよびLJL CSへの出場停止(リーグ開催期間3ヶ月間)
- Dara選手(Burning Core所属):口頭での警告
- Tussle選手(USG所属):口頭での警告
Week1~5は各ゲームがBest of 3形式で実施されますが、PENTAGRAMは各試合1ゲーム没収(1敗扱い)となり、レギュラーシーズン1位でのプレーオフ ファイナル進出は絶望的な状況となります。
Dara選手、
Tussle 選手にも口頭での警告が行なわれていますが、これは日本へ滞在するにあたって理解するべき法令についての理解を欠いき、在留カードの携帯義務違反となってしまったことによる公式ルール第10.2.10条違反とのこと。
また、 PENTAGRAM 運営会社 y’s agency株式会社の中村氏、藤田氏については期間中登録抹消となり、運営へのコンタクト、メディア露出、会場への立ち入り等が禁止となります。
PENTAGRAM のスタッフが行なった行為は元所属選手・移籍先チームに対する紛れもない妨害行為です。この結果、
Dara選手、
Tussle 選手が出場出来なくなっていたら、『LJL 2018 Spring Split』という興行自体にも大きな影響を与えることになっていた可能性もあります。
いまのところ、チームの公式サイトやSNSで本件についての言及は無い状態です。