中学生ゲーマーのyusk0さんとhamaさんが、『Counter-Strike 1.6』日本サーバー「yusk0 Server」を公開しました。

なぜ中学生がCS1.6サーバーを立てたのか聞いてみた

今回サーバーを立ち上げたことについて連絡をいただき、「令和に中学生がCounter-Strike 1.6サーバーを!?」と非常に驚かされました。

どのようにしてゲームに出会い、サーバーを立てるに至ったのかを質問させていただきました。

hamaさんがご自身の回答と合わせて、yusk0さんとLINEでやりとりした内容をまとめて送ってくれました。

hamaさんの回答

―― Counter-Strike 1.6にはどのようにして出会ったのでしょうか?

hama
もともと、私はオーディオが好きでした。当時通っていた塾の先生と偶然にも趣味が合い、その先生から「ジャンク品を集めてPCを作った」という話を聞きました。それまでパソコンを自分で作れるとは知らなかったので、とても驚きました。

それをきっかけに小学5年生くらいからPCに興味を持つようになり、ジャンク品をかき集めて、念願だった自作PCを完成させました。当時の構成は、Core i5-3550とGeForce GTX 960という貧弱なものでした。

それまでゲームは『Minecraft』くらいしか遊んでいませんでしたが、「このPCでは、どのくらいゲームを動かせるのだろう」と思い、最近のゲームもプレーしてみることにしました。

当時はゲームに詳しくなかったのですがSteamの存在を知り、Steamで無料で遊べるゲームを探すようになりました。そこで偶然見つけたのが『Counter-Strike 2』でした。リリースされてからまだ数か月ほどだったと思います。

さっそく『Counter-Strike 2』をインストールしました。おそらく30FPSも出ていなかったと思いますが、当時の私はそれでも大満足でした。

最初のうちは、FPSという慣れないジャンルに戸惑い、「うわあ、グロテスクだな」と思うこともありました。ところが、気づいたときにはハマってしまい、『Counter-Strike』の競技性に気づいた頃には、完全にその魅力のとりこになっていました。

現在は『Counter-Strike』関連のコミュニティも増えていますが、当時に見つけられたのは、LINEオープンチャットにあった『Counter-Strike Online』のコミュニティくらいでした。それまでLINE以外のSNSを使ったことがなかった私は、もちろんそのコミュニティに参加しました。

そこで知り合った年上の方にDiscordの存在を教えてもらい、その方が参加していたローカルなコミュニティにも誘ってもらいました。それをきっかけに、私はさまざまなコミュニティへ積極的に参加するようになりました。

その中で出会ったのが、yusk0(ゆうた)です。彼は私と同い年で、しかもスマートフォンで『Counter-Strike 1.6』を動かしているほどの、ある意味の変態だったのです。彼は私に『Counter-Strike』の歴史を教えてくれました。

私も『Counter-Strike』の歴史についてある程度は知っていましたが、その頃はあまり興味を示さず、『Counter-Strike 2』を遊び続けていました。

そんなある日、彼がSteamギフトで『Counter-Strike 1.6』と『Counter-Strike: Source』をプレゼントしてくれました。そのおかげで、私は素晴らしいGoldSrcの世界に出会うことができました。

その勢いでCSCTL、noppoさん、そしてNegitaku.orgの存在も知りました。bhop、EB(エッジバグ)、JB(ジャンプバグ)も練習しました。『Counter-Strike』のさまざまな魅力を教えてくれたyusk0には、本当に感謝しています。

――Counter-Strike 1.6のサーバーを立ちあげようと思った理由を教えていただけますか?

hama
以前、『CS:GO』の5対5サーバーを立てて、オジサンを癒すコミュニティを作ろうと計画していたことがありました。

しかし、サーバーに使おうとしていたDual Xeon E5-2680 v4には消費電力の問題があり、計画はしばらく放置することになりました。そのうちに私は別のことに夢中になり、サーバーのことをすっかり忘れてしまいました。

その後、思い出すたびにyusk0やほかの友達を巻き込み、ボイスチャットをしながらサーバーをどうするか話し合いました。しかし、結局またもや断念することに…。

そして気づくと、yusk0がいつの間にか『Counter-Strike 1.6』のサーバーを立てていました。yusk0は以前から『Counter-Strike 1.6』が好きで、自分のサーバーを立てることが夢だったそうです。

私はWebサイトを作り、Pythonを使ってyusk0のPCからCloudflareへデータを送信し、サーバーのステータスをサイトに反映させるようにしました。

せっかく友達がサーバーを立てたのに、誰も集まらなかったらさすがにかわいそうですし、yusk0はまだWebサイトを作れないため、少しでも力になれればと思い、私が作ることにしたわけです。

Googleで「CS1.6 日本サーバー」と検索すると、おそらく上位に表示されると思います。このサイトが少しでも彼の助けになればと思い、現在まで運営を続けています。

『Counter-Strike 1.6』のサーバーを構築したのは私ではなくyusk0です。私はWebサイトの制作などを手伝った立場です。

yusk0さんの回答

※LINEでのやりとり

hama
Yossyさんからメール返ってきたよ
サーバーを立ち上げた理由は?だって

yusk0
OMG

ええ??
その場の気分なんだけど
ええ。
純粋にreddit漁りまくって知識取ったけど
んまあ純粋に1.6が好きだったから立てようと思った

hama
だけでよい?

yusk0
うん
あと今、若干さばが不安定かもってことは注意しといてほしい
ゴミPCでやっているから

hama
CS1.6にはどうやってであったの?だそう

yusk0
youtubeでgarskoって人のクリップが流れてきて一目惚れ
んで当時PCもなかった自分は親に頼んで1.6を買ってもらってxash3dでスマホで遊んでた

※運営者補足:調べてみたところ、「Xash3D」はHalf-Life Engineとの互換性を持つゲームエンジンです。Androidにも対応しており、関連アプリケーションを利用することで、スマートフォン上で『Counter-Strike 1.6』を動かすことができます。

中学生のyusk0さんが、20年以上前にリリースされた『Counter-Strike 1.6』に興味を持ち、さらにサーバーまで立てていることに非常に驚かされました。

また、hamaさんもサーバーのステータスを表示するサイトを自ら構築して公開し、友達の活動を広めるために当サイトへ連絡してくれました。その行動力もすばらしいと思います。

下記よりぜひプレーしてみてください。

サーバー情報

公式サイト
https://cs.hamanet.org/

プレー方法
サイト内にある「サーバーに接続ボタン」からサーバーに入ることが可能

公式Discord
https://discord.gg/Q7vdSCfA5Z

公式サイトは、『Counter-Strike 1.6』がリリースされた2000年代当時を思わせるデザインとなっています。