Lee Yun-Yeol(NaDa)

eスポーツ日韓戦』の際に来日した、イユンヨル選手が宿命のライバルであるチェヨンソン選手に勝利したというニュースです。

イユンヨル選手はチェヨンソン選手との対戦成績がとても悪く、公式競技では一方的に負け続けていました。
2006 年 IEF で勝利したものの、非公式競技だったため、今日は久々の勝利となりました。

また、イユンヨル選手がプロリーグの 12 月の登録メンバーから抹消されてしまったとう衝撃的なニュースについても書かれています。
理由はチーム内の規則違反ということだそうですが、エース級の選手が登録抹消される例はめずらしいことです。

Eスポーツファンの反応はまちまちで、「軽い規則違反で登録抹消とは、処罰が重すぎる」「エースを登録抹消するなんて、Wemade は勝つ気がないのか」という否定的な意見と、「規則違反をしたら、たとえエースでも処罰を受けるのは当然」「個人リーグに集中できるので、かえってよかったんじゃないか」という肯定的な意見に分かれているようです。

以下は、韓国のFOMOSというサイトに掲載されたニュースの和訳です。

記事和訳

イユンヨル「規則は必ず守らなければならないと思う」

「僕がいなくてもたくさん応援してもらえればと思う」

イユンヨル(Wemade)は圧倒的な力を見せ、天敵チェヨンソン(SK Telecom)を倒し、チームの勝利に貢献した。

12 日 COEX HERO CENTER で開かれた新韓銀行プロリーグ 2007 後期リーグ 10 週目 5 競技で、イユンヨルは 2 セット目にチェヨンソンを撃退した。

イユンヨルは安定した出だしから、その後一度も主導権を逃さず競技を導き、資源において優位になった状況をもとに多数の兵力を生産、力で相手を圧倒し完勝を収めた。

「うれしかった。チームの雰囲気もセレモニーをしたことで変わったし、ファンとの約束もあってハイタッチもした」と感想を述べたイユンヨルは「今日の競技は全般的にヨンソン兄さんが逆に圧迫されたように感じた」と話した。

12 月の登録メンバーから除外されたことについて「僕のミスで練習時間に 15 分ほど遅れてしまった」というイユンヨルは「過失の大小を問わず、規定は必ず守らなければならないと思う」と言ったあと「ファンの皆さんも心配しないで、僕がいなくてもうちのチームをたくさん応援してもらえればと思う」と頼んだ。

―天敵チェヨンソンを撃退した感想は。
▲うれしかった。チームの雰囲気もセレモニーをしたことで変わったし、ファンとの約束もあってハイタッチもした。とてもうれしくて総合セレモニーを見せたような感じだ。一競技追いついただけだけど、うれしいのはどうしようもない(笑)

―相当、圧倒的な勝利を収めたが。
▲おかしなことに、(チェ)ヨンソン兄さんを相手にあっけなく負けたり、戦略に押されるケースが多かったようだ。緊張して僕のプレイができなかったように見えたけれど、IEF のあと全てを振り切った。今日の競技は全般的にヨンソン兄さんが逆に圧迫されたように感じた。

― 11 時のマルチのあと、優位になりはじめたが。
▲ヨンソン兄さんの戦略はノーバラックダブルだと思った。もしかしたら隠しバラックを建ててバイオニックタンクラッシュをするかもしれないから、偵察も一生懸命した。確認してみたら、むしろ牽制に備えたプレイをしていたので、拡張中心にヨンソン兄さんのように競技した。

― 12 月の登録メンバーから抹消されたが。
▲特別な理由はない。ただ僕のミスで練習時間に 15 分ほど遅れてしまった。過失の大小を問わず、規定は必ず守らなければならないと思う。チームの古株として処罰をしっかり受け入れる考えで、チームのメンバーたちの練習を一生懸命手助けし、もう一度 1 月の登録メンバーに入れるようにしっかり準備したい。

―何か特別に言いたいことがあるなら。
▲これから個人リーグが残っている。一か月の間一生懸命準備して、さらにアップグレードした姿をお見せしたい。うちのチームの選手たちと Lecaf のパクチス選手にお礼を言いたい。ファンの皆様も心配しないで、僕がいなくてもうちのチームをたくさん応援してもらえればと思う。

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