2010 年 8 月 5~8 日にフィンランドにて行われる『WCG Nordic』の参加チームが発表されました。
WCG Nordic
SK Gaming
H2k Gaming
Power Gaming
Playzone
Lions
スウェーデン、ノルウェー、フィンランドの各国の予選を勝ち抜いた各 2 チームずつ計 6チームノ参加で行われます。
しかし、ノルウェーの Expert Gaming が解散したため今回は 5 チームでの開催となります。
fnatic は『WCG Nordic』の仕組みについて 7 月 5 日より不服申し立てを行っていましたが受け入れられず結果として参加しないことを決定したとのこと。
これにより、スウェーデン予選 3 位の H2k Gaming が代わりに参加する事となりました。
fnatic が公式サイトにて発表したボイコットの理由を簡単にまとめると以下の通りです。
fnatic の主張
- 北欧は Counter-Strike1.6 の巨大な市場にもかかわらず出場枠が 1 つしかない。各国から代表を出せるようにするべき。
- fnatic は スウェーデン予選をすでに突破しているのに、さらなる予選の参加を課せられている。GameGune、ESL Global Challenge Shanghai、その他の大会にも参加が決まっており非常に多忙なスケジュールとなっているためさらに予選に参加するのは厳しい。
- WCG が提供するシャツの着用が義務づけられている。チームウェアの着用が認められないため、スポンサーのプロモーションが出来ない他、提供されたシャツの内容がスポンサー企業のプロモーションとバッティングする可能性がある。
- WCG Grand Final への出場権を得た後にライセンス料を支払う必要がある
- 賞金を組織ではなく、直接プレーヤーに支払うと主張されている。組織は賞金を管理しており、賞金を選手に直接に渡すことは、組織と選手の契約を波状させることにつながる。これは e-Sports にとって良くないことである
- チームマネージャーが試合中に選手の後ろに立つことを禁止するという尊敬と理解の不足
WCG は公式サイトにて、「各国から代表を出したいのは山々だが、今回はそれができなかった。トーナメントの仕組みは予選参加時のサインによって WCG と参加チームによって承認されたものである」とコメントしています。
tec0 さん情報元提供ありがとうございました。