eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

『FENNEL』が『Rascal Jester』LoL部門を買収、日本プロリーグ『LJL』に2023年新規参入

株式会社Fennelが、株式会社サードウェーブ運営のプロeスポーツチーム『Rascal Jester』の『リーグ・オブ・レジェンド』部門を買収したと発表しました

『FENNEL』が『LJL』に2023年新規参入

今回の買収による主なポイントは以下のとおりです。

ポイント

  • 2023年より『FENNEL』が『Rascal Jester』に変えて『League of Legends Japan League』に出場
  • 『Rascal Jester』LoL部門メンバーは『FENNEL』所属に
  • 買収額は非公開
  • LJLの新規参入チームは2020年シーズンの「Fukuoka SoftBank HAWKS gaming」以来
  • LJL創設時からの出場チームは「DetonatioN FocusMe」のみに

買収の経緯 (リリースより)

株式会社サードウェーブと株式会社Fennelとは、2021年1月から、スポンサーシップを締結しており、共に日本のプレイヤーがより世界で活躍すること、そして日本のeスポーツシーンがより発展することを目指しています。サードウェーブは、eスポーツチームにスポンサードをしていきたい、FENNELはチーム事業を強化したい、また、世界的な人気ゲームであり、競技としても伝統のあるLoL部門を持ち、リーグ・オブ・レジェンド ジャパン・リーグ(以下「LJL」)に参入することは、eスポーツチームとして大きな意義を持つと考えており、両者の思惑が一致したことから、今回の友好的買収に至りました。

代表取締役社長・堀田マキシム氏による説明

  • 選手とファンの交流機会を増やす、選手やチームの裏側を届けるコンテンツ制作に力を入れる、勝つチームを作ることを目指す
  • 買収の理由は5年、10年後に世界的な強くて人気があるチームを作るためにLeague of Legends部門を保有していることが必要であるため
  • League of Legendsは世界的にプレーされているeスポーツタイトルであり、部門を保有していないとビジネスとして世界で勝負が出来ない
  • LJL参入条件である資本金・売上の担保については、親会社の存在でクリア出来ている
  • FENNELは毎月オフラインイベントを開催しファンとのコミュニケーションに力を入れている。LoL部門に関連するオフラインイベントを開催していく
  • コンテンツ制作に力を入れており、チームや選手の裏側を紹介していく
  • FENNELは大会事業を行なっており、部門とセットで大会を開催している。LoLでも実施したいが、開催のハードルが高いので現状で確定はしていない
  • 2023年のチーム体制については現状未定、未来を見据えたプランを作り対応していく
  • (コメント:LoLに格好良さをプラスして欲しいです)「任せてください。うちは一番カッコイイチームを目指しているんで。楽しみにしていただければと思います」

LJL創設時からの出場チームは『DetonatioN FocusMe』のみに

『LJL』は2014年に『Rascal Jester』『DetonatioN FocusMe』『Ozone Rampage』『沖縄のトラ』の4チームでスタートしました。

『Ozone Rampage』『沖縄のトラ』は解散しており、今回の『Rascal Jester』LoL部門買収によりリーグ創設時からの出場チームは『DetonatioN FocusMe』のみとなります。

『Rascal Jester』は、2014年最初のWinterシーズン優勝チームでもあります。

関連記事

『e-sports SQUARE』が賞金総額100万円の『League of Legends Japan League』をプロリーグとして2014年2月より3シーズン制で開催
https://www.negitaku.org/news/n-17795

『League of Legends Japan League』Winter Season でRascal Jesterが優勝
https://www.negitaku.org/news/n-18125

『League of Legends Japan League』出場の「沖縄の虎」が解散を発表
https://www.negitaku.org/news/n-18695

2017年LoL日本王者・プロゲームチーム『Rampage』が『PENTAGRAM』に改名、2018年シーズンの新メンバー発表
https://www.negitaku.org/news/n-22195

外国人選手の不当扱いが問題となったプロゲームチーム『PENTAGRAM』、2019年の『League of Legends』日本プロリーグに出場を認められず解散、元所属選手達は続々と移籍先が決定
https://www.negitaku.org/news/n-23060

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ